実はあなたも陥っているかもしれない夜食症候群とは、またその改善法は?

働き方改革により、夜遅くまでお仕事をする機会は減ってきているのかもしれませんが、それでもやはり、24時間営業の店舗の増加や深夜勤務の常態化なども含めて生活時間のボーダーレス化が顕著になっております。その結果、夜遅く(21時以降)に1日の摂取カロリーの25%~50%をとる人が増えてきています。
私自身、IT関係で勤めていましたが、やはり夜遅くまで働く機会が増え、仕事後の一杯、となるともう22:00を超えていたりすることはざらでした。
夜遅くにご飯を食べるとどうなるの?
こんな食生活が続くとメタボリックシンドロームを招きやすい状況となってしまっています。
メタボリックシンドロームは、まず内臓の周囲に脂肪がたまります。
次に高血糖、高血圧、高脂血、高コレステロールの状況が出てきて、
最終的には、糖尿病、動脈硬化、心筋梗塞にまで発展します。
因みに、厚生労働省の調べでは就寝2時間以内に夕食をとることがある人が男性で61%、女性で41%いるとのことです。
夜遅くに食事をとると太るというのは、あなたも経験的に分かっていることでしょうかし、すでに研究結果からも明らかです。
分かっているけどやめられない。
この現象が夜食症候群(Night Eating Syndrome)と呼ばれています。
この夜食症候群ですが、やっかいなことに「ホルモンバランスの乱れ」につながりやすく不眠になりやすいとのこと。
不眠が続くとまたストレスで鬱状態になってしまったり、、、
夜食症候群の例
酒を飲んだ後の炭水化物摂取。
酒を飲んだ後、締めのラーメンを食べにいかれる方、よく見ますよね。
他にも締めのお茶漬け、こちらもよろしくありません。
夜食症候群の対策
実は、夜食症候群は摂食障害の一つともいわれており、薬物療法での対策があるとのこと、またそのほかにも認知行動療法もあるので、一度通院するのがよいかと。
また、夜遅くまでお仕事なので休日にまとめて食料を買い込んでいる方がいましたら、それも夜食症候群に陥る一因となっている可能性があります。
基本的に必要以上の食料が無ければ食べるという選択肢は減ります。コンビニが24時間で営業していますが、手元になければそれだけで食べる機会を減らすことは可能です。是非一度実践してみてください。
また、こればかりは、起きている時間が夜遅くにまで及ぶ生活習慣となってきている関係もあり、自分一人での対策はとても難しい状況です。
企業が社員の健康を管理する為にも、早めの夕食を支給するなど、対策も必要です。
最後に
自戒の念を込めて記載しました。
脱メタボリックシンドローム。
参考元:e-ヘルスネット 夜食症候群とは